東京からたった1時間弱、新幹線に乗ればあっという間!
今回ご紹介するのは、群馬県高崎市にあるとっておきのホテル。
自然と都会がほどよく調和した高崎、アクセス抜群ながらも穏やかな空気が流れるこの街で、心安らぐホテルステイをご紹介します。

「ホテル ココ・グラン高崎」はメディアでもたまに取り上げられているので、
知っている方もいらっしゃるかもしれません。
私もその1人で、ネットで見た記事に心惹かれて、高崎に行く機会がある時には是非一度泊まってみたい!と気に掛けていたホテルでした。
まだ知らない…という方も、この記事を見て魅力を感じて「行ってみたい!」と思っていただけるととても嬉しいです♪
知っている人も、知らない人も
まずは、このホテルの意外なルーツからお伝えさせて頂きます。
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意外すぎる⁉︎ホテル ココ・グラン高崎のルーツ・人気の秘密とは?
“激戦地”高崎で人気No.1を獲得…老舗菓子メーカーの独自戦略
群馬県・高崎市。関越・上信越・北関東自動車道といった高速道路や北陸・上越新幹線が通る「交通の要衝」として知られ、首都圏から多くのビジネスパーソンが訪れる。駅周辺にビジネスホテル大手4社が揃う、まさにビジネスホテル激戦地だ。ここ高崎で、数々の旅行サイトからNo.1の評価を獲得しているのが「ホテル ココ・グラン高崎」。小川が流れる開放的なロビーに、ミニプールや岩盤浴が楽しめるスイートルーム。非日常のラグジュアリーな空間を手ごろな値段で楽しめるとあって、ビジネスパーソンだけでなく、ファミリー層も多く訪れるなど、幅広いターゲットから人気を集めている。このホテルを開発したのが、老舗菓子メーカー「木本製菓」。異業種からのホテル参入組だが、実はある意外な人物とタッグを組むことで、この独創的なホテルを作り上げたという。その人物とは、一体誰なのか?そして大手を押しのけ人気No.1へと上り詰めた、異業種ならではの戦略とは?
ガイアの夜明け2025年3月21日 放送 第1157回「ビジネスホテル戦争2~異業種からの刺客~」
老舗菓子メーカーがホテル開発ってちょっと意外でびっくりですよね。
「木本製菓」は創業74年の老舗!(2025年現在)
高崎駅のお土産売り場でよく見かけるお菓子の「旅がらす」の製造も行っています。
そして、もう一つ「ある意外な人物とタッグを組む」というところの意外な人物とは…
実はラブホテルの設計者だったのです!
ラブホテル作りの匠だからこそ
- ビジネスホテルなのに空間作りがちょっとおしゃれ
- 枕元の照明も遊び心たっぷり
- サウナも通常のビジネスホテルの倍の広さ(サウナ目当てのお客さんも多い)
こういった日常を忘れさせ心ときめく空間のホテルができるんですね!
その結果
- じゃらんnetランキング 「泊まって良かった宿大賞(2019)」1位
- YAHOO!トラベルAwards2020「総合 口コミ部門 ビジネスホテル」第1位
- 楽天トラベルシルバーアワード2020 (北関東)
数々の受賞にも繋がっています!

因みに、「ガイアの夜明け」内で紹介されていましたが、木本製菓のお菓子の製造工場の休憩室の家具はホテル仕様のものなんだそうで、工場の休憩室ではなくホテルのロビーラウンジを思わせるような空間の使い方をしていました。
おしゃれな空間なのに、工場の作業着姿の人があちらこちらで休憩をしているという少しカオスな絵が紹介されていました笑
でも、実際そういった福利厚生って有難いし、社員の満足度に繋がるのでとても良いことだと思います!
また、2016年にはTBSの『マツコの知らない世界』にホテル評論家 瀧澤信秋さんが日本一のビジネスホテルとして紹介されていたくらいメディア・口コミ共に評判の良いホテル
今回はこのホテルに2024年8月に宿泊してきたので、
- 口コミの高さは評判通り?
- どういった点で利用しやすかった?
こういった点に触れながら、検証しつつホテルステイを楽しんだ様子をお伝えしたいと思います!
外観


- JR高崎駅東口から徒歩3分
- ペストリアンデッキ直結なので迷わない!(家電量販店の「LABI高崎」の先にあります)
- デッキには屋根がないので、雨が降っている時や日差しが強い時は雨傘・日傘で対策する必要あり
ロビー






営業時間は6:30~22:00(ご宿泊者様限定)でコーヒーをはじめとした数種類のウェルカムドリンクが用意してあります。チェックイン後、自由に利用できるので、ロビーや部屋でドリンクが楽しめます。
コーヒーだけでなく、ココアや抹茶ラテもありました!氷もあるので冷たいドリンクも飲めます。

照明の当たり方がおしゃれで雰囲気が良いですね。
- 水と緑と光に包まれたアトリウムロビーはおしゃれな空間で、入ってすぐに非日常の世界観を楽しめる
- ウェルカムドリンクサービスが充実!
- フロントにてチェックインの際に、女性用大浴場にある岩盤浴の予約を入れてもらえる
- その日の朝刊(日経新聞)が置いてあり、自由に取ることができる

岩盤浴は1回の定員が決まっており、人気のようなので利用希望での方は予約をお勧めします!
因みに、時間があるときに利用して欲しいのがロビーフロアの共用トイレ!
個室がガラスばりになっていて、普段は味わえない開放感あふれる空間になっています。
(外部からは見えない仕様になっているのでご安心を)
客室
名称 | 定員 | 広さ | ベッドサイズ | |
---|---|---|---|---|
シングル | シングル | 1名 | 18m2 | 150cm |
シャワーシングル | ||||
レディースシングル | ||||
ダブル | ダブル | 2名 | 18m2 | 180cm |
バリアフリーダブル | 23m2 | |||
ツイン | 20m2 | 120cm (2台) | ||
和室 | 4名 | 52m2 | 布団 (セルフサービス) | |
ラグジュアリーツイン | 2名 | 45m2 | 120cm (2台) | |
ココスイート | 140cm (2台) | |||
プレミアムココスイート | 100m2 | 150cm (2台) |

ここで注目なのはココスイート(2室)とプレミアムココスイート(1室)
テラスに露天風呂が付いているんです!
更にプレミアムの方にはミニプールとプライベート岩盤浴室があります!
しかもラグジュアリーツイン以上の部屋には室内のお風呂の方にジャグジーが付いているようです!
- 全室に1台リクライニングマッサージチェア、電子レンジ完備
- スイートにはテラスに露天風呂付き!
- 予約時のプランにも依るが通常はチェックインが14時、チェックアウトが11時なのでゆっくり滞在できる(ココスイート、プレミアムココスイートは12時まで滞在可)

マッサージチェアでビジネス・観光の疲れを癒すことができるなんて最高!
電子レンジもスーパー・コンビニ・駅ビルで買ってきた弁当・惣菜を温めることが出来るのでかなり嬉しいです!
ルームツアー(バリアフリーダブル)

今回泊まったのはバリアフリーダブル
ショートステイ(17:00~翌10:00)朝食付き2人で¥14,000でした(2024.8宿泊時)
こちらは1室しかない部屋です。
お部屋を見ていきます!

マッサージチェアもかなり心地よかったです。
景色を撮るのを忘れてしまいましたが、ベッドの横の大きな窓からは高崎駅のホームが見えて、たまに新幹線が見えました。



季節によって変わるようですが、菓子製造部門(木本製菓)の「旅がらす」が置いてありました。
手前にある緑の袋はフロントで私が頂いたレディースセットです。

バス・トイレ



HPの説明にもありましたが、バリアフリーになっていて、バス・トイレへの入り口が広く、手すりがあるので、高齢の方やお子様のいるご家族の方におすすめのお部屋です。
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スパ(大浴場)
10階に大浴場があります。
利用時間は16:00~24:00、5:00~10:00で男女入れ替えはありません。
大浴場は内湯・寝湯があり、露天風呂は炭酸泉が使用されています。
女性側には岩盤浴(無料:フロントにて要予約)、男性側にはドライサウナ(ロウリュウ式)があります。
岩盤浴は1度に3人まで利用できるようでした。
岩盤浴着やタオルは更衣室に置いてあります。
ドライサウナは通常のビジネスホテルの倍くらいの広さ!
しっかり整うことが出来ると思います。

女性洗い場には、「Refaシャワーヘッド」が完備されています。
パウダールームには、メイク落としや洗顔、化粧水、乳液、トリートメントウォーター、シアバターローションなどのこだわりのアメニティや、ナノ美顔器(3台)があり、
更に骨盤セラピーチェアと高機能マッサージチェアも無料で利用できます。
ウォーターサーバーやフェイスタオルが脱衣所内にあります!
バスタオルは客室から持ってくることが必要です。


女性も男性もカードキーにて開錠します。
女性側は専用のカードキーじゃないと開錠できないので安心して利用できます。



ということは…

ビールもスーパードライ・一番搾り(各350ml)が¥220、CCレモンやダカラ(各500ml)が¥130でした。(2024.8宿泊時)
ホテルにある自販機にしてはかなり安いなぁという印象でした。


あいにく雨だったので利用できませんでしたが、晴れている日は夕日や夜景が綺麗に見えて良さそうでした・
- 露天風呂は炭酸泉
- 女性側に岩盤浴、男性側に広いドライサウナあり
- Refaシャワーヘッドやこだわりのスキンケアアメニティが揃っている等、女性に嬉しいサービス
- 湯上がりはアイスキャンディー&ソフトドリンク・アルコールでリフレッシュ
バー
フロント階にあるレストランココシェールにて、
夜は奥のカウンターで「Bar Coco Ciel (バーココ・シエール)」が営業しています。
営業時間は18:00〜24:00(L.O 23:30)
休日不定休なので、臨時休業する場合もあるそうです。
訪れた日には営業していたので、行ってみることにしました。

席から撮ったロビーの写真
緑に照明が当たって、良い雰囲気を出しています。
ドリンク・フードメニュー
メニューの内容・金額は2024.8の宿泊時のものです。
変更がある可能性があるので予めご了承ください







こちらもホテルのバーにしては、お財布に優しい価格帯
お酒も色々な種類が揃っているので、たくさん試してみることが出来そうですね!
頼んだドリンク・フード

私は妊娠中だったのでノンアルコールカクテルを頼みました。



このボリュームで¥1,000はお得すぎる!


バーはスタッフ1人で回しているようだったので、フードは少し出てくるのに時間が掛かるかもしれません。
コスパ最強のバーだったので満足です!
- バーの雰囲気が緑に囲まれた空間でおしゃれ
- ドリンクの種類が充実&コスパ抜群!
番外編:高崎駅で仕入れた夜食

訪れた日は天気が雨…
外に出て食べに行こうっていう気力がなかったので、
チェックイン前に高崎駅で夜食を仕入れて食べることにしました。
美味しかったので、紹介します!

群馬県産赤松の経木(きょうぎ)を使用して、国産大豆を炭火発酵にて一つ一つ丁寧に仕上げているんだそうです。
味噌と納豆、同じ大豆から出来ているので合わないわけがない!

釜飯は食べたことがありましたが、おにぎりはあまり見たことがないし、数量限定に惹かれて購入!

もちろん美味しかったです!
手軽に食べれるので、それこそ旅のお供にも良いですね!

ペヤングは本社が群馬にあるので、駅のお土産売り場にもたくさん置いてあります。

高崎に来たからにはその地のものを
お手頃価格で楽しめる夜食は最高ですね。
朝食
前日のバーで訪れた、フロント階にある「レストラン ココシェール」で提供されます。
営業時間は6:30~10:00(L.O9:30)
料金は宿泊している人は、当日 2,200円 予約 1,800円で利用できます。
ビジターでの朝食利用も可能ですが、その場合の料金は2,600円になるそうです。(2025.4時点)
評判の良いホテルは朝食も美味しいはず!ということで、楽しみにしていました♪
写真付きで紹介します!




朝に嬉しいドリンクが揃っている印象でした。



この日は「大葉入り納豆」や「ツナとピーマンのピリ辛炒め」等、ご飯のお供が充実!
手書きのコメントがついていると、思わず取ってしまいますよね




トースターもあります

好きなメニューだし、簡単に出来立てが食べられるのは最高


キャラメルムースとショコラタルトがありました。
ミニケーキがあるのは嬉しい!

オレンジ、パイナップル、ピンクグレープフルーツのラインナップ
ブルーベリーソース、ラズベリーソースもありました。
取ってきた料理

あまり聞きなれないアーリーレッドドレッシングに挑戦!ピンク色をしています


2人分です!と言いたいところですが、これで1人分です…(カレーはシェアしていますと言い訳しておく…)


- 地産地消の食材を使った日替わりメニュー!野菜の料理やご飯のお供が充実なので彩り・栄養バランスが良い!
- ドリンクも健康的!
- ご飯派の人もパン派の人も大満足の充実したラインナップ

手作り感があるオリジナルメニューが個人的はGOODでした!
まとめ 「ホテル ココグラン高崎」はビジネスホテルの常識を覆す癒し空間が広がるホテルだった!
老舗菓子メーカーならではの“おもてなしの心”が、ホテルの隅々にまで感じられる「ホテル ココグラン高崎」
ただのビジネスホテルでは終わらない、心も体も癒やされる贅沢な時間を提供してくれるホテルでした。
観光にも出張にもぴったりな立地と充実の設備で、つい誰かに教えたくなるような隠れた名ホテル。
高崎を訪れる機会があれば、ぜひ一度体験してみてくださいね!
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