深夜1:00に乗船!予定外から始まった船旅
前回の記事では、小倉観光からターミナルでの過ごし方、そして乗船直前までの流れをまとめました。
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新門司港発フェリー前の過ごし方|小倉観光モデルコース【子連れOK・ランチ・温泉・買い出し】
この日は事前にメールで遅延の案内が来ており、実際に乗船できたのは翌1:00頃でした。(本来は23:55発の予定)
正直ちょっと眠いはずなのに、いざ船に乗ると一気にテンションが上がってしまって…!
「せっかくだし見てみよう」と、そのまま船内をぐるっと探検することに。
深夜にもかかわらず、同じようにワクワクした人たちで船内は意外とにぎやか。非日常感も相まって、気づけばつい夜更かししてしまいました。
ちなみにカフェで夜食の販売もしているみたいだったので「まだ何か食べたいな…」という人には嬉しいポイント。
私たちは乗船前に少し食べたので、カフェでの購入はしませんでしたが、ターミナルで食べすぎない方が乗船後の夜食も楽しめるかもしれません◎
売店の散策をしていたら、つい気になって買ってしまった夜食…笑
軽くつまむつもりが、気づけばしっかり満喫していて…北海道限定のカップ焼きそばや酎ハイまでしっかり堪能。

「フェリーで北海道グルメ?」と少し不思議に思うかもしれませんが、
実は今回乗船した船にはちょっとした特徴があって――
このあたりは、次の章で詳しく紹介していきます◎
今回の年末年始は、名門大洋フェリーでの船旅から始まり、北九州(門司港・小倉)の観光、そして東京九州フェリーで横須賀へ向かう大満足の長編旅行!
移動も観光もグルメも一挙に公開しています。以下のリンクから、ぜひチェックしてみてください👇
名門大洋フェリー乗船記|フェリーふくおかの客室・食事・混雑を徹底レビュー【子連れ体験】
東京九州フェリーとは?約21時間の船旅
今回利用したのは、横須賀と新門司を結ぶ長距離フェリー「東京九州フェリー」。約21時間かけて本州と九州をゆったり移動できる、移動そのものを楽しめる航路です。飛行機や新幹線とは違い、時間はかかるものの、船内で食事やお風呂、娯楽を楽しみながら過ごせるのが大きな魅力です。
東京九州フェリーでは、横須賀市の花にちなんで名付けられた「はまゆう」と、北九州市の花ひまわりに由来する「それいゆ」の2隻が就航しており、本船の高速性(航海速力28.3ノット、時速約52.4km)を活かして、横須賀〜新門司間を約21時間で結んでいます。
そして今回乗船したのは、通常この航路で運航している船ではなく、助っ人として運航していた「すずらん」という船でした。

実はこの船、普段は新日本海フェリーとして敦賀〜苫小牧間を走っているフェリーで、北海道航路をメインに活躍しています。そのため、船内の売店や軽食コーナーには北海道にちなんだ商品が並んでいたりと、ちょっとした“北海道気分”も味わえる特別感のある船内になっていました。
前の章で紹介した北海道限定のカップ焼きそばや酎ハイも、こうした背景があってこそ出会えたもの。普段の東京九州フェリーではなかなか見られないラインナップなので、今回の船旅はまさに“当たり回”だったなと感じています。なお今回のように他航路の船が就航するケースについては、公式な個別理由は確認できませんが、例年、東京九州フェリーの定期ドック(点検)にあわせて、新日本海フェリーの「すずらん」や「すいせん」が代船として運航に入ることがあるとされており、今回もその一環であった可能性が高そうです。
QRコードがカギに!乗船〜入室の流れ
東京九州フェリーでは、乗船後の客室の出入りに“QRコード”を使用します。事前にメールで送られてくるQRコードがそのまま部屋の鍵になっていて、客室前の端末にかざすことで解錠できる仕組みです。スマートフォンで表示して使うこともできますが、1階のカウンター付近では紙に印刷することも可能で、個人的にはこちらの方が使いやすく感じました。

船内ってスマホ持ち歩くのが意外と面倒で、子どもと一緒だとサッと取り出せない場面も多かったんだよね。紙のQRコードをポケットに入れておくだけでスムーズに出入りできてかなり快適だった◎なくしても再発行できるから安心。
実際に滞在中は、レストランやお風呂、キッズルームなどへ移動する機会が多く、そのたびに客室へ出入りすることになるので、この“鍵の使いやすさ”は地味に重要なポイント。これから利用する方は、乗船後にQRコードを紙で発行しておくと、よりストレスなく過ごせると思います◎
ステートA(和室)レビュー|子連れでも快適な客室

実は今回「すずらん」を選んだ理由のひとつがこの和室。通常就航している「はまゆう」「それいゆ」には和室がないので、子連れ的にはかなりありがたかった…!
今回宿泊したのは、5階にある「ステートA(和室)」タイプのお部屋。靴を脱いで過ごせる和室スタイルなので、子ども連れでも安心してくつろげる空間でした。部屋はしっかりとした広さがあり、荷物を広げても窮屈さは感じず、移動中とは思えないほど快適に過ごせます。



今回選んだのは窓ありの客室で、時間帯によって移り変わる海の景色を楽しめるのが大きな魅力でした。窓がないタイプの部屋もありますが、せっかくの船旅なら景色を楽しめる窓ありタイプを選ぶのがおすすめです。
夜に乗船した直後は外は真っ暗で景色はほとんど見えませんでしたが、朝になると一気に雰囲気が変わり、客室の窓から朝日と海の景色を楽しむことができました。


また、このお部屋にはトイレと冷蔵庫も付いていて、船内を移動せずに済むのも地味に便利なポイント。


入口付近にはベビーカーを置いておくこともできるスペースがあり、毎回畳む必要がないのは助かる一方で、出し入れは少ししづらさも感じました。ただ、頻繁に使うのでなければそこまで大きなストレスにはならない印象です。
全体的に「移動のための部屋」というよりも、「しっかり休める滞在空間」という印象で、長時間の船旅でも無理なく過ごせる快適さがありました。特に子連れでの利用にはかなり相性が良いと感じた客室です。
船内設備が充実すぎる!遊びも癒しも全部そろってる

船内中央にある吹き抜けの大階段。乗った瞬間から“普通のフェリーじゃない”と感じる空間でした。

船内に入ってまず感じたのは、「これ本当に移動中の船?」と思うほど設備が充実していること。長時間の船旅でも飽きることなく過ごせる工夫がたくさん詰まっていました。
まず子連れにはありがたいのがキッズルーム。しっかり体を動かせるスペースになっていて、移動中でも子どもがのびのび遊べるのはかなり助かりました。実際に利用している家族も多い印象でした。



そのほかにも、ゲームセンターや卓球が楽しめるスポーツルーム、カラオケができるアミューズボックスなど、大人も楽しめる設備が充実。



奥に卓球台があります。


船内では運動不足になりがちなので、ランニングマシンがあるのはいいですね。海を見ながら歩くのも非日常を感じられて楽しそうです
さらに、マジック&ダンスショーや映画上映、クイズラリーといったイベントも用意されていて、「移動時間をどう過ごすか」を考えなくても自然と楽しめる環境が整っていました。


はまゆう・それいゆではプラネタリウムも楽しめるようです。



ゆうしん(夫)が当選していました笑

エコバッグを貰いました!思い出にもなるし、日常使いで重宝しています。
そして個人的に印象的だったのが展望浴室。内風呂と外風呂がありました。船の上とは思えないほどしっかりとしたお風呂。海を眺めながらゆっくり浸かれるのはまさに非日常の体験でした。露天風呂もあり、横風がかなり極寒でしたが、船上で入るお風呂はやっぱり最高でした!

また、デッキに出れば時間帯によってさまざまな景色を楽しめるのも魅力のひとつ。また、横須賀を出港した姉妹船「それいゆ」との行き合いの際には船内でアナウンスがかかり、窓を見たり、デッキに出て、写真を撮る人が多かったです。夕方にはきれいな夕日を見ることができました。





デッキは後方にありますが、進行方向の景色を楽しみたい方は前方にある「フォワードサロン」という場所がおすすめです。


全体的に、ただの移動手段ではなく「船内でどう過ごすか」そのものが旅の楽しみになるような空間で、長時間の移動でもまったく退屈を感じさせない充実ぶりでした。
船内グルメも充実!食事は別記事で詳しくレビュー
船内での食事は想像以上に充実していて、朝・昼・夜それぞれ違った楽しみ方ができました。レストランではタッチパネルで注文でき、しっかり食事を楽しめるメニューが揃っています。さらにカフェでは数量限定のメロンパンや横須賀海軍カレーパンなどの軽食も人気で、売店には北海道や敦賀にちなんだ商品まで並んでいて、見ているだけでも楽しい空間でした。深夜には夜食を楽しめるのも、長距離フェリーならではの魅力です。
今回は朝昼晩すべて利用してかなり満喫したので、レストランのメニューや実際に食べたもの、カフェ・売店の様子については別記事で詳しくまとめる予定です。これから乗船予定の方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。


Wi-Fi・揺れ・注意点まとめ|乗る前に知っておきたいこと
全体を通してとても快適だった今回の船旅ですが、事前に知っておくとより安心して過ごせるポイントもありました。実際に利用して感じた注意点をまとめます。
Wi-Fiやテレビの通信環境は事前準備が安心
船内では無料Wi-Fiが30分×5回まで利用できます。ただし、実際には場所や時間帯によってかなりつながりやすさに差がありました。体感では午前中、高知県南〜和歌山南あたりでは比較的つながっていた印象がありましたが、それ以降は三浦半島に近づくまでほとんど接続できず。テレビもタイミングによっては電波が弱く映像が止まることがありました。
動画や電子書籍、オフラインゲームなどを事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
船酔いが心配な方は酔い止めを持参がおすすめ
船内は常に大きく揺れるわけではありませんが、湯船のお湯がゆっくり波打つ程度には揺れを感じました。今回は少し不安だったため売店で「酔い止めドロップ」を購入しましたが、船内では一般的な酔い止め薬などの医薬品販売はなく、購入できるのは医薬部外品の酔い止めドロップのみとのこと。
酔いやすい方は、事前に酔い止め薬を準備しておくと安心です。
コインランドリーは洗濯物の分け方がポイント
長時間の船旅ではコインランドリーも便利ですが、乾燥にはやや時間がかかる印象でした。今回は2台使って何度か回すことになったため、乾きやすいものとそうでないものを分けて入れるなど、少し工夫すると効率よく使えそうです。
こうしたポイントを押さえておくだけで、21時間の船旅をより快適に楽しめると思います。
まとめ|東京九州フェリーは“移動そのものが旅になる”
今回利用して改めて感じたのは、東京九州フェリーはただ目的地へ移動するための交通手段ではなく、乗っている時間そのものがしっかり旅になるフェリーだということです。約21時間という長時間の移動と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、実際に乗ってみると客室でゆっくりくつろいだり、船内設備を楽しんだり、景色を眺めながらお風呂に入ったりとかなり充実していました。
今回は定期ドック時期ならではの代船「すずらん」に乗船できたことで、和室客室や北海道にちなんだグルメ・売店など、普段とは少し違った特別な船旅を楽しめたのも印象に残っています。こうした“その時ならでは”の出会いがあるのも、フェリー旅ならではの魅力だと感じました。
子連れでの利用ということで少し不安もありましたが、キッズルームや和室客室など過ごしやすい環境が整っていて、思っていた以上に快適。しっかり準備をしておけば、家族旅行でも安心して楽しめる航路だと思います。
飛行機や新幹線のように「早く着く」便利さとはまた違う、時間をゆっくり味わう贅沢さが東京九州フェリーにはありました。移動時間も旅の思い出にしたい方、非日常を味わいながら九州〜関東を移動したい方には、ぜひ一度体験してみてほしい船旅です。
今回の年末年始は、名門大洋フェリーでの船旅から始まり、北九州(門司港・小倉)の観光、そして東京九州フェリーで横須賀へ向かう大満足の長編旅行!
移動も観光もグルメも一挙に公開しています。以下のリンクから、ぜひチェックしてみてください👇
